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先に出すエネルギーを意識して、願いを叶える

藤丸初美

今回は、我が家の三女の実話から、【先に出すエネルギー】についてお話します

「どうせ」から「ああ見えて、私の味方」

娘は、高校のバトミントン部。
部員のレベルは高く、大会出場枠を巡ってみんなライバル関係。

大会前には、部活内総当たり戦を行いランキングをつける。
それをもとに大会に出るメンバーを先生(顧問)が決めるシステム。

今回は、高校生活最後の大切な大会。
娘もなんとかメンバー入りしたいところ!

そんな娘との会話。

娘

私の方がランキングは上なのに、メンバーに選ばれるのは私よりランキングが下のAちゃん。 どうせ私は嫌われているから、いつも選ばれない。

井上 真弓
井上 真弓

あぁ、そうなんだ。 純粋にランキングで決まる訳じゃないんだー。

娘

先生のお気に入りしか出さない。ランキングをつけるのに、ランキングで決めていない。 何を基準に決めているのか分からなくて納得いかない。 …Aちゃんは先生に気に入られているから。

井上 真弓
井上 真弓

へー、Aちゃんは先生に気に入られてるんだー。先生に気に入られてると、ランクが下でも出られるんだー。

娘

そう! だってAちゃんは先生のご機嫌取りでペコペコしてる。

井上 真弓
井上 真弓

そうなんだー。Aちゃんは先生のご機嫌をとって、ランキング外でも出れちゃんだー。 …じゃあ、同じことをやってみたら!?

娘

死んでも嫌だ、やらない。

井上 真弓
井上 真弓

なんで?

娘

だってAちゃんは気に入られてるもん。私は、どうせ先生に嫌われてるもん。

井上 真弓
井上 真弓

へー、そうなんだ。そう思うんだー。なんで嫌われてるんと思うの?

娘

だってそうじゃん。実力ない子の方が選ばれて、実力は上の私が選ばれないんだから、嫌われてるんじゃん。

井上真弓

おーなるほどね、あなたはそう思っているんだね。今まで2年間、その考えでいた訳じゃん。 “どうせ私は先生に嫌われている、あの子はどうせ先生に好かれている。だから、私は実力が上なのに選んでもらえない。”って、思った通りになってるの分かる!?

Uさん

(「はっ!そう言われればそうかも…」という表情。)

井上真弓

井上真弓

じゃあさ、騙されたと思って、今度の大会メンバーが決まるまでの2〜3日間、先生を見るたびに、「ムカつく」とか「どうせ私のこと嫌いでしょ!?」じゃなくて、「ああ見えて、先生は私の味方・理解者である」と先生をみてみて♡

Uさん

うわぁ…そんなの無理だよ…それやるの…嫌だ…。

井上真弓

井上真弓

でもさ、思うだけだよ。先生に、「先生は私の味方ですよね♡」という訳ではない。誰かに言うわけではない。口に出さなくていい。自分の心の中で思うだけでいい。しかも1ヶ月じゃないよ、2〜3日だよ。それくらいやっても良くない♡!?その先生に会うたびに。先生が部活に来てなかったとしても、先生がいつも座る椅子を見るたびに、心の中で念仏みたいにつぶやいてみて。

そしたら、3日後…
娘は大会メンバーに選ばれました♡
(もちろんもちろん、本人のバトミントンそのものへの努力もあっての結果✨

先に出すエネルギーが大事

『ああ見えて、先生は私の味方』と思っただけで、なぜ願いが叶ったのかというと…

それは、娘の出すエネルギーが変わったから。

「どうせ先生は私のこと嫌いで、メンバーから外すんでしょ!?」と思いながらやっていると、本人は意識しなくても、当然態度は悪くなる。

先生も人間だから、自分のことを嫌っている人・自分への態度が悪い人を避けるのはある意味自然なこと。
(先生や指導者が、人間として成熟しているとは限らなくて?
人間なので、感情で選ぶことは否定できないのです。)

こんな風に、
思っていることが、相手に飛ぶのです。
言葉よりも、【先に放つエネルギー】が相手に伝わるのです。

エネルギーは、毛穴から出るかのように、どうしてもにじみ出てしまうのです。

「どうせ私のこと嫌いなんでしょ。」
「どうせAちゃんのこと選ぶんでしょ。」 と思っていたら、そのエネルギーによって、現実になっていくのです。

相手は変えられない。
自分しか変えられないのだから、自分を変えさえすればいいんだよ♡

スモールステップ&『思ってみる』 からやってみよう♡

『自分を変えさえすればいいんだよ』と言われても、それが難しいのよ…?

そんな声が聞こえますねぇ。

そんなあなたも、2つのコツを押さえれば、きっとできるよ✨

スモールステップ

『あの人は私のことを分かってくれない。敵だ!!』
と思っている人を、いきなり
『あの人は、私のよき理解者だ。』
とするのは、無理があって苦しくなります。
➡︎『あぁ見えて、あの人は味方なのかもしれない。』
といった具合に、自分の心に寄り添って、スモールステップでやるのがおすすめです。

『思ってみる』

今回の娘も、最初は「そんなの無理だよ、嫌だよ」と言っていましたが。
『お母さんが言うなら、まぁ思ってみようか…』から、意識を変えることにチャレンジしています。

自信や確信がなくもいいんです。

「ししょーが言うならやってみよう♪」
「ししょーが言うならそうなのかもしれない」っていう、ふわっとした気持ちでやってみてね!

おわりに

このブログでは日常ですぐにお役立てできる
心理学を分かりやすく発信しています。
自分の中にある前提に気づいて
かるく、心地よく生きていきませんか?

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